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26源氏物語

26源氏物語 2018/1/5

源氏はとてもジョークが上手です、これも作者の心映えでしょうか。

源氏に嫁した女三宮のところに父君の朱雀帝から筍が贈られてきます。それを生えかけた歯でよだれを垂らしながら、かじる薫を抱きながら「筍姫にご執心のようだ、、」などと冗談めかしを言いながらも、幼いながら上品で高貴な雰囲気を漂わせる面に感じ入るのです。それもそのはず表面上は源氏の子供ですが、正妻、今は尼となった女三宮と柏木の子供です。罪に耐えかねた女三宮は若くして尼姿となっています。この薫が後の宇治十帖で活躍する二人の貴公子の一人となるのですが、もう一人の主人公は明石の中宮が生んだ三の君です、この方は源氏の孫です、通称を匂宮と呼ばれるようになりますが、まだまだ幼子です。ややこしいですね、孫と息子の物語となるわけです。

よだれを垂らしながら、、、とかハイハイしている薫が着物の裾をズルズルと引きずり背中があらわになったと表現しているのは子持ちの作者だったと思わせる場面です。

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