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16源氏物語

16源氏物語  2017/11/7

今日は一休みです

今まで書いていなかった近江の君と言うユニークなお姫様のお話です、書こうか、どうしようかと迷ったのですが、今回は番外編という事です。この君は昔の頭の中将の娘です、近江のほうで見つけられたのでそう呼ばれています。その母親はすでに亡くなっています。身分の低い姫君ですが何といって今時めく内大臣の娘という事で父の邸に引きとられました。育ちが育ちですから、言葉や立ち居振る舞いなど見た目はさほど悪くないのに、それに内大臣に似ているのです。姫はやたら落ち着きがなく、早口なのです。近江本人は早口に生まれついてしまったとの説明で、内大臣も苦笑してしまうのです。内大臣は源氏が探し出した娘はすこぶる良い娘と言うのに、自分の娘といったら、、、と嘆くのですが源氏が捜しだした娘は自分の子だった事をその時は知りませんでした。そして珍騒動を起こし皆の笑いものになっているのを源氏は聞いて、「あの方は白黒はっきりつける方だから、少し様子を見てから引き取ればいいものを」と少しは近江の君に同情しているようにも聞こえます。

それは昔の夕顔の女房に偶然に見つけられた玉鬘(昔の恋人、夕顔の娘)が源氏に引き取られてから間もなくの事でした。

その後、玉鬘は裳着の儀をしてすでに内大臣の娘であることを世間にお披露目をして源氏に養われているとの物語になっています。そして玉鬘は尚侍という役職を貰うが、それを聞いた近江の君は自分より後から見つけられた方が尚侍になった。私もそんな官職になりたいと言うと、内大臣の子息が「それは私もなりたいよ、、」と女性だけの官職に揶揄して言うのです。又すごろくが好きのようで勝ち負け決定のときなど、すごろくを振りながら「明石の尼君、尼君」と念じて振ったと書いています。当時は明石一族の栄華は都中の評判だったことでしょう。

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