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7 源氏物語

7 源氏物語 2017/10/3

そんなこんなで何人もの女性をあっちこっちに抱えて小説の中に出てくるだけでも10人以上ですのに、まだ情けを掛けたと表現している女性が何人もいるのです。

夕顔(親友の頭の中将の愛人、この娘に玉鬘、後に源氏が恋心を抱くがそれやこれやと迷いながら、髭黒の大将に養女分として嫁がせる。というより今でいう略奪婚ですか、源氏を大いに悔しがらせる)、

明石の御方、花散る里、空蝉(強姦に近い場面あり)、軒端の萩(空蝉の義娘で源氏は空蝉と間違って手を付けてしまう)

末摘花(この女性はとても面白い)朧月夜、六条の御息所(生霊となって源氏に関わる女性たちの死に関わってくる)、源の典侍 など等。

そして面白いのはそんな女性関係の取り持ちに惟光(これみつ)という腹心の部下(乳兄弟)が出てくる、多くの巻に登場します。この物語では珍しく名前で表されいる。後年になってこの惟光の娘の藤典侍が光源氏の子、夕霧の愛人となって多くの子を産むのですが身分が違うために妻の一人にはなれないのです。

さて、朧月夜との不祥事や政治の勢力が変わり、今度は源氏が追われる立場になり明石、須磨に3年近い隠遁生活がありその中で明石の君という受領の娘と関わり姫君が生まれます。後に天皇の后となり明石の中宮となります

その後、都にかえって来て、これから源氏の勢力地図が始まるのです。

そして身分が徐々に重くなり、いよいよ国の重臣となって活躍します、源氏30代後半にかけて京都六条に大きな邸宅を建てます、もう押しも押されぬ天皇に準ずるという大変な地位にいます。六条邸は広大な四町四方と言いますから約400m四方の広さとなります。坪にしたら何坪でしょうか、私の拙い頭で計算すると約12000坪ですかね、間違っていたらごめんなさい。そうぞうしただけでも凄いと思います。中には築山、池、春の町、夏の町、冬の町、秋の町と季節に合わせた設えを造営させ、それぞれに関係のある女君を住まわせたのです。

 

紫の上春の御殿の主 花散る里夏の御殿の主 明石の方冬の御殿の主 秋の御殿は元々が六条の御息所の邸です。亡き皇太子に嫁した六条の御息所の娘、そこには秋好む中宮(御息所の娘)の住居です。この中宮は源氏が後見となって天皇に入内させた姫君ですからその勢力で中宮となった訳です。六条の御息所は短命でした源氏への遺言に「この娘の後を頼みます、が決っして貴方の愛人にはしないで下さい」と言われ、好き心一杯の源氏の心を見透かして言ったのでした。御息所との約束を守り美しいと評判のその娘の後見となるのです

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